■セリオのインターンシップ
いまや、学生の皆さんにとって“参加が当たり前”となっているインターンシップ。ですが、セリオはIT業界やセリオを知っていただく手段として、2014年から試行錯誤をしつつもインターンシップを企画、導入してきました。そのため、セリオのインターンシップは、“参加が当たり前だから”という理由だけではなく、学生の皆さんがご自身の「未来」を考えるうえで、少しでもお役に立つような情報を提供したい!と思い、毎年趣向を凝らして、企画をしています。そして、参加してくださる素敵な学生の皆さんと出会えることを楽しみにしているのです。
さて、とはいえ、お役に立つ情報かどうかは、学生の皆さんが判断するもの。そのためには、飾ることなく、正しい情報をお伝えすることが大切だと考えていて、「セリオのリアルをどれだけ伝えられるか」を試行錯誤しています。
■リアルを伝えるセリオのこだわり
こだわり1:実際にシステム開発に携わっている社員が担当。
システムエンジニアのリアルを感じてもらうためにも、実際にシステム開発に携わっている社員が担当となります。採用担当者はあくまで社内での皆さんの生活をフォローする役割です。システム開発に携わっている社員だからこそ、実際の仕事での視点ややり方、考え方などを学生の皆さんに伝えることができるのです。そうして、インターンシップ期間中は、システムエンジニアである社員と多くの時間を過ごしていただきます。
こだわり2:開発の時間を最大限に。
かつて、1Dayで考え方セミナーや会社説明といった内容のインターンシップ実施も試み、手軽にたくさんの方に参加いただける企画もしましたが、それでは実際の仕事のことはよくわからないのではないか、短時間では就業体験の時間はなく、システムエンジニアの仕事のイメージが難しいのではないかと感じました。そこで、夏季のインターンシップでは、学生の皆さんの夏休み期間を利用して、じっくりセリオを体験してもらう、そんな企画になりました。また、協力してくれる社員からも、開発時間をしっかり設けてじっくり体験してもらいたいといった声もあり、セリオのインターンシップではほとんどが「開発」というスケジュールになっています。そうすることで、開発はもちろんですが、そこに至るまでの計画や、実行までといった本来の業務の流れに近い体験を学生の皆さんには体験いただけるようになっています。
こだわり3: “ぶっちゃけ”を聞く機会をつくる。
例年、現場社員だけでなく、役員から直接セリオの経営について、や今後の展望などを聞いていただける機会を設けています。かしこまってしまうこともあるかもしれませんが、なんでも聞いていただいてOK!NGなし!でお答えするスタンスで、会社のリアルをお伝えしています。経営者がどのような視点で会社を運営しているのか、どのような考えを持っているのか、なかなか聞く機会はないかと思うので、ぜひ、“ぶっちゃけ”を聞いてほしいと思います。
また、セリオには業後の部活動やお昼休憩を利用した英会話教室など、社員が主体となって行っている活動もあります。インターンシップ期間中のそういった活動への参加はもちろん自由。そこでいろいろな社員にも出会えるので、ぶっちゃけを聞いて、より深くセリオを知ることができるかもしれません。
■過去の参加学生の声
さて、いろいろと試行錯誤して企画しているインターンシップですが、学生の反応はというと…本当にそれぞれです。そこで参考までに、昨年の参加者の声を、一部ですがご紹介します。
● 高い技術力を持った社員の方々や、いつも隣で作業していた優秀なメンバーたちと触れている中で自分の知識や経験の不足を痛感することができた。
● 他人と一緒に対面でプログラムすることで、エラーが起きた時に確認する場所や対処方法などプログラムの経験値を活かした開発をリアルで見ることができたことが、一番成長できたと思った。
● 個人の技術力はもちろんだが、チームワークはそれと同等に大事であると考えるようになった。
● 一人で1つのプログラムを書く時とは全く違って最初は難しく感じたが、みんなで作り上げた時の達成感が得られて楽しかった。
● 実際の業務に近い実習内容のおかげで自分がどのような役割が向いているか考えるようになった。
● 開発を通して、実際に自分が企業で開発をするときの具体的なイメージがつかめてきたように感じた。
● これまで就職に関する知識が無かったので、インターンシップ期間でさまざまなお話が聞けて本当に良い機会になった。
セリオのインターンシップでは、学生同士のつながりや、就職をするにあたっての自身の軸などを考える機会にもなっているようです。こちらの想い以上に、学生の皆さんそれぞれ気づきや学びを得ていただいてうれしい限りです。
■2021年度インターンシップ
そんなセリオのインターンシップ、2021年度も2つの異なる体験コースを設けました。
【アジャイル開発体験:5日間 or 10日間コース】
新しい技術や、開発手法を研究開発し、そこから未来のセリオの技術につなげる先端技術R&D部。そこに所属している社員が担当し、皆さんにアジャイル開発の基礎をお伝えします。
そして、学んだアジャイル開発という手法を用いて、WEBアプリケーションの開発を行っていきます。プログラミングをするだけではなく、まずは、計画からスタートすることで、より実践に近いカタチで学ぶことができます。
この体験コースは昨年も実施されましたが、前年と同じではなく、2021年度用にカスタマイズされて実施されます。また、1年目の社員も講師デビュー。同じ内容では面白くない!新しいことへの挑戦、これも先端技術R&D部のスタンスです。1年目の社員は、学生の皆さんにとって一番近い存在だと思うので、インターンシップ期間中には、根掘り葉掘り、現状を聞いてみてください。
【組込みソフトウェア開発:5日間コース】
車両制御開発に携わっている社員が担当します。このプログラムは、2021年度初挑戦!
組込み部隊の多くは豊田在住。このたび、県をまたいでインターンシップに協力してもうことになりました。セリオの主軸となる技術の一つでもある車両制御開発では、先進安全技術や自動運転といった機能開発に携わっており、セリオでは1/3の社員がこの開発に携わっています。
インターンシップでは、組込み技術を用いてロボットを自動で動かすソフトウェアの開発を行います。
障害物を見つけ、自動で「止まる」「避けて動く」といった、先進安全や自動運転にもつながる技術の基礎を学べます。
車両開発はいわば人の命を預かることにもつながっています。普段から細心の注意を払いながら取り組んでいる社員の目線で、考え方や実際の開発工程などを学ぶことができます。
■インターンシップ担当者メッセージ
セリオのインターンシップでは、隠すことなくリアルなセリオを体感していただきたいと思っています(セキュリティの制限はありますが…)。そして、学生の皆さんにも、”ありのまま”ご参加いただくことで、相互に共感できること、相違を感じることなどが見つかり、いろいろな気づきが得られ、正しい判断ができるのではないかと思います。
お互いに仮面をかぶっていては、偽りに対する判断となってしまい、リアルとのギャップが生じて続かないことがあります。例えば、恋愛と就職は似ていると聞いたことがありませんか?
長い目で見たときに、本当にこの人(会社)は大丈夫なのだろうか?とか、自分にあっているのだろうか?とか、ますますHAPPYになれるかな、とか、なんだか自分が成長している気がする!とか…。恋愛でも就職活動でもいろいろと考えるものです。その考える材料としても、リアルな情報を得ることは重要です。そして、自分で考え、判断する。その判断材料ともなるリアルな情報を得るためにも、セリオに興味を持った方は、インターンシップにご参加いただければと思っています。
また、最近では、インターンシップの経験からセリオに興味を持ち、入社してくれる社員もいます。そんな素敵なご縁を今年もとても楽しみにしています。
応募に関する詳細は、マイナビ2023に掲載しています。本サイトの上部にある「ENTRY」よりご確認ください。併せてエントリーもお待ちしています!
開催概要
■ 開催日程
・2021年8月16日(月)~2021年8月20日(金)
組込みソフトウェア開発体験 5日間
・2021年8月23日(月)~2021年8月27日(金)
アジャイル開発体験 5日間
・2021年8月23日(月)~2021年9月3日(金)
アジャイル開発体験 10日間
■ 開催場所
【岡山】セリオ株式会社 本社またはテクノロジーセンター
■ 応募条件
プログラミング経験のある方
■ 応募締切日
2021年7月15日(木)
■ エントリー
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