■セリオのインターンシップ~第2弾~
リアルにこだわる。そんな思いで、新型コロナウイルス感染拡大の影響も懸念されるなか、2021年度もセリオはオフラインにてサマーインターンシップを実施しました。
昨今のオンライン授業の増加により、リアルでのコミュニケーションの場やグループワークの機会が減っていることもあり、この機会を逃さまい!と参加者は気合十分に参加をしてくれました。
一方で、チーム開発って実際にどうやっていくのか、理論としては学んでいるが実際に開発で言語が使えるかどうか、ほかのメンバーと仲良くなれるか、など参加に至るまでにさまざまな不安も耳にしました。
とはいえ実は、仕事を始める上でも同じこと。新しい環境、新しい仲間、新しい言語…と新しいことだらけ。そのような新しい環境、様々な変化に対して自ら学び、変化し、適応していく。そして、チーム開発だからこそ、ほかのメンバーと協力することで、一人ではクリアできない高い目標も達成できる。セリオのインターンシップでは、開発を通じて、そんなことも体験していただけたのではないでしょうか。
さて、そんなセリオのサマーインターンシップについて、2021年度の活動を振り返ります。
■組込みソフトウェア開発体験レポート
組込みソフトウェア開発体験は、2チーム編成でC、C++を使用し「ETロボコンの走行体を用いて、各チームで設定したルートを走行させる」という課題で実施しました。
ロボットにコースを走らせるためには、走行コースをどうするか、どのような機能を組込むか。さらに、チームとしての目標達成に向けて、誰がどんな役割を担ってどのように進めていくか、といろいろなことを考える必要があります。
そういったさまざまな課題がある中で、この体験は、「失敗も成果」。失敗を恐れずに挑戦して、どれだけ気づきを得られるかがカギとなる内容でした。
始めは、どこから何に手を付けてよいか分からず、チームというより個で動く姿が見受けられましたが、担当社員から、情報共有の大切さや役割分担という考え方などのアドバイスを受け、徐々にチームとして形成されていきました。
技術だけではない、考え方や取り組み方なども学びながら開発を進めた結果、最終日の走行会では見事に両チームとも目標コースを完走させることができました。また、確実に走れるコースと、挑戦コースを設けたチームもあり、挑戦する姿も印象的でした。
完走という成果はもちろんですが、その過程においてさまざまな気づきを得ながら取り組める、そんな体験内容となりました。
参加学生の声
・グループワークの難しさを改めて感じることができた。
・みんなと同じ目標に向かって頑張るのは新鮮だった。
・進捗や目標を具体的に設定、把握することの重要さを特に学んだ。
・想像していた以上に学ぶことが沢山あり非常に満足した。
■アジャイル開発体験レポート
アジャイル開発体験では、HTML、CSS、JavaScriptをベースに、サーバーサイドではPythonも用いてチームで一つの架空のアプリケーションを開発しました。
この開発内容は、昨年度のインターンシップの企画をベースにしつつも、一部バージョンアップをして実施しました。
強化点1:クラウドサービスの活用
昨年度はアプリのオモシロ機能として、オープンなWebAPIから得た情報を表示する機能をいろいろ持たせていました。
今回はそれに加えてクラウドの顔認識サービスを活用して顔認識や喜怒哀楽の判定を行いました。
10日間という長期の日程設定だからこそ実現できた内容だったと思います。
強化点2:コンテナの利用
昨年度はアプリを仮想マシン上で実行する方式でしたが、今回は今人気の「コンテナ」でアプリを実行する方式に変更しました。
また、最終的には先端技術R&D部も力を入れている「Kubernetes」上でコンテナを実行し、学生から社員に対して成果物を披露してもらいました。
さらに、今回は技術面のバージョンアップだけでなく、担当として若手メンバーを起用することで、担当部署である先端技術R&D部の挑戦と強化にも繋がるインターンシップとなりました。
一方で参加学生は、理論は知っているが実際に開発をしたことがない、初めて触れる言語がある、といった学生も多く、自ら調べたり、互いに情報交換をしたりして、初めての技術にもワクワクしながら挑戦する姿がありました。また。お互いにできること、興味のあることを把握しながら役割分担し、チームとしての成果を生み出そうと取り組む姿が印象的でした。
最終日の成果発表の後には、「時間があればもっと機能を追加したかった」「もう1週間長く…」という声もあり、開発の面白さや魅力を実感できる内容になったのではないかと感じています。
参加学生の声
・やったことや聞いたことも無い技術を使っていくことで、自分の知らない事を知ることが出来た。
・チーム開発をしていく中で、実際に就職してから苦労しそうなことが多発して、それを改善する術を知れた。
・毎日新しいことを学べ、とても充実していた。
・チーム開発の進め方や仕事の環境を知れただけでなくR&D部の方に今まで知らなかった技術を教えていただけた。
■冬のインターンシップを開催します。
さて、セリオは、冬のインターンシップ開催を決定しました。
冬のインターンシップ体験内容は、上記でもご紹介したアジャイル開発体験10日間です。
冬に開催するインターンシップとしては、体験期間も長く、開発メインな企画ですが、本気で就職活動をスタートさせる時期だからこそ、体験を通じて、システムエンジニアという職種や仕事をするということを実際に感じ、学び、そして今後の就職活動のお役に立てることを願っています。
開催概要
■ 開催日程
・2021年12月15日(水)~2021年12月28日(火)
■ 開催場所
【岡山】セリオ株式会社 テクノロジーセンター
■ 応募条件
プログラミング経験のある方
全日程参加が可能な方
■ 応募締切日
2021年11月7日(日)
■ エントリー
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